『パドレ・プロジェクト / 父の影を追って』生き別れた父を捜しにイタリアへ。ハーフ芸人・武内剛の10日間の旅
あらすじ
“ハーフ”として日本で育ったお笑い芸人の「ぶっくさむらい」こと武内剛が初監督を務め、幼い頃に生き別れた父を捜しにイタリアへ向かう旅を自ら記録したドキュメンタリー。日本人の母とカメルーン人の父の間に生まれ、日本で育った武内剛。イタリアで出会って結ばれた両親は、彼が2歳になる頃に別れ、母は日本へ戻り女手一つで武内を育てた。母の思い出話から浮かび上がってきたのは、映画監督を目指していたというクリエイター気質の父の姿。そんな父の影を追うように、お笑い芸人としてエンターテインメントの世界で活動していた武内だったが、2020年にコロナ渦を迎え、もう二度と父と会うことはできないかもしれないという思いを抱くようになり、父を捜すためにイタリアへ旅立つことを決意する。しかし、緊急事態宣言下で渡航のハードルは高く、認知症の母から聞き出せる父の情報は僅か。40年前の写真を手がかりに、10日間という限られた滞在期間中に父を捜すという困難な状況のなか、自らの生い立ちに改めて向き合いながら必死に捜索を続ける。
作品概要
監督・プロデュース:武内剛
撮影監督:成富紀之
脚本・構成:吾妻蓮
通訳:Compangnone Francesca
字幕協力:三浦アーク、Elly、Maxwell Powers
2023年|日本|カラー|80分|16:9|Stereo|
配給:ミカタ・エンタテインメント
宣伝協力:Xhora
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公式サイト: https://padreproject.jp
新宿K’sシネマ 8月31日(土) より全国ロードショー