海と出産をめぐるドキュメンタリー『パシフィック・マザー』9月12日沖縄先行公開、10月31日より全国公開決定!記念パネル展も開催
沖縄、ハワイ、タヒチ、クック諸島、ニュージーランドに暮らす女性たちの出産を通して、命の営みと自然とのつながりを見つめるドキュメンタリー映画『パシフィック・マザー』が、9月12日(金)に沖縄・シネマプラザハウス1954にて先行公開、10月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開されることが決定した。
本作は、沖縄出身の俳優・福本幸子が自らの出産体験をきっかけに企画した長編ドキュメンタリー。世界的なフリーダイバーでもあるパートナーとの間に第二子を授かった福本が、水中出産を志し、太平洋諸国を巡る旅に出る。各地の出産文化、地域社会の支援、自然との共生などをテーマに、人と海、そして命のつながりを深く描く。
監督はニュージーランド出身のキャサリン・マクレー。『アバター』の水中撮影に携わったピート・ズッカリーニらが手がけた映像美に加え、『ロード・オブ・ザ・リング』の音楽チームPLAN9が音楽を担当。ディズニー映画『モアナ』の楽曲にも関わった歌姫オリヴィア・フォアイによるテーマ曲「Mai Anamua ~時を紡ぐ~」も配信中。
2023年Doc Edgeフェスティバルで最優秀作品賞をはじめ4部門を受賞したほか、ハワイ、タヒチ、ソロモン諸島、フィジーなどの国際映画祭でも高く評価されており、2025年の沖縄環太平洋国際映画祭にも正式招待されている。
また、公開を記念して「パネル展」の開催も決定。6月14日(土)から16日(月)まで、高知県の「こうち男女共同参画センター ソーレ」にて開催され、映画の舞台裏や女性の出産をめぐる多様な視点を写真パネルで紹介。初日には講演会も実施される予定だ。
<製作者よりメッセージ>
2018年に沖縄出身の福本幸子の出産体験を描いた短編ドキュメンタリー『Water Baby』ー
この作品はオンラインで公開後、800万回以上の再生回数を記録し、世界中から多くの感動と共感の声が寄せられました。この反響の大きさは、出産というテーマがいかに私たちにとって根源的で深く、重要なものであるかを改めて教えてくれました。その経験がきっかけとなり、短編では語り尽くせなかったメッセージをさらに掘り下げるため、長編ドキュメンタリー映画『パシフィック・マザー』が誕生しました。
『パシフィック・マザー』は、うまれてきたすべての人へ贈る物語。人、地域コミュニティ、自然との相互の絆が薄れつつある今、この作品がそれを見つめ直すきっかけとなることを願いー。ニュージーランドで生まれたこの作品を、同じ太平洋でつながる日本へお届けいたします。
『パシフィック・マザー』
9月12日(金)よりシネマプラザハウス1954にて沖縄先行公開
10月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて全国公開
監督:キャサリン・マクレー
出演:福本幸子、キミ・ウェルナー、ラヴァ・レイ、イオアナ・ツリア
製作国:ニュージーランド/日本
言語:英語(日本語字幕)
配給:アルファヴィル
宣伝:プリマステラ
公式サイト:https://www.pacificmother.jp
公式Instagram:@pacificmother_jp