映画『デフリンピック・ストーリーズ』劇場公開決定!デフサッカー女子&デフハンドボール男子日本代表の挑戦を記録したキービジュアル&場面写真解禁
きこえない・きこえにくいアスリートが世界中から集った「東京2025デフリンピック」における日本代表選手たちの激闘を記録した長編ドキュメンタリー映画『デフリンピック・ストーリーズ』(中村和彦監督、らくだスタジオ製作・配給)が、2026年11月14日(土)よりポレポレ東中野ほかにて全国順次公開されることが決定した。あわせて、キービジュアル、場面写真、および中村和彦監督のコメントが解禁された。なお、本作はすべての回で日本語字幕付きでの上映となる。
デフリンピックは、きこえない・きこえにくいアスリートのための国際総合競技大会。夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初開催され、100年以上の歴史を紡いできた。2025年11月には日本で初めて開催され、77の国や地域から21競技2,943名の選手が参加。開閉会式をはじめとする18競技が東京で、サッカーが福島県で行われ、各競技会場への来場者は延べ28万人を超え、音に頼らない“サインエール”による応援が大きな注目を集めた。
本作が焦点を当てるのは、世界一を目指したデフサッカー女子日本代表と、初参戦を果たしたデフハンドボール男子日本代表の挑戦の軌跡。
デフサッカー女子日本代表は、2009年台北デフリンピック出場を目指して2005年に発足。当初はオフサイドのルールも理解できない初心者も多く、台北大会では世界の壁に阻まれた。その後、2010年に立ち上げられたデフフットサル女子日本代表で実力を磨き、2023年11月のW杯ブラジル大会で悲願の世界一を達成。2025年10月にはフットサル世界一へ導いた山本典城監督がサッカー代表監督を兼務し、フットサルに専念していた選手たちも合流して悲願の優勝を目指して東京デフリンピックに臨んだ。
一方、デフハンドボール男子日本代表は、2022年9月に東京デフリンピック開催が決定したことを機に、同年7月に筑波技術大学で発足したサークルが黎明となったチーム。ハンドボール競技自体は1969年ベオグラード大会から実施されていたものの、日本はこれまで一度も出場経験がなく、国内にデフのチームすら存在していなかった。体験会や東京都主催のトライアウトを経て結成された16人のメンバーは、半数以上が未経験者。ボールの投げ方からスタートし、まず1勝を挙げることを目標に世界へと挑んだ。
本作では、緊張と興奮に包まれた全試合映像とともに、選手や監督たちの率直な証言を記録。さらに、選手層の拡大に伴い人工内耳や軽度難聴の選手、手話が得意でない選手など多様な聴力レベルのメンバーが混在するなか、「声」の連携が重要な球技において、選手同士がどのように本音で向き合い、コミュニケーションを築いていったかというチーム作りの内面にも切り込んでいる。また、開会式をはじめ陸上、ゴルフ、バレーなどの競技映像、OGやろう者夫婦の想いも描き出される。
監督を務めたのは、『プライド in ブルー』(2007)や『アイ・コンタクト』(2010)、『MARCH』(2016)、『蹴る』(2018)など、障がい者スポーツの現場を精力的に取材し続けてきた中村和彦。
■中村和彦(監督・編集)コメント
「20年ほど前、デフサッカー女子日本代表が台北デフリンピック (2009年)に挑む姿を追って合宿に通い始めた時、きこえる人は自分だけということも少なくなかった。手話での会話はまったくわからず、まるで外国に来たかのようだった。 その後手話を学び、ろう関連の書籍を読み漁り彼女たちと接していくうちに、ろうの世界の多様性に気づかされ、なんとか映画『アイ・コンタクト』(2010年)を完成させた。だが涙で大会を終えた選手たちと同様、やり残した感も強く2013年ブルガリア大会にも足を運んだ。 サッカーとは別に新たに立ち上げられたデフフットサル女子日本代表にはデフサッカーの選手も参加。大会を経るにつれて選手たちの意識も覚醒し、技術、フィジカル能力ともに格段の進歩を遂げ、世界一を狙えるまでに力をつけてきていた。『アイ・コンタクト』に出演していた選手も少なからずいて、再び映画を作ろうと2021年夏から2023年4月まで撮影を続けたが、ある事情により制作を断念せざるを得なかった。その後チームは本当に世界一となり、優勝の瞬間が撮れず映画が未完成に終わったことが悔しくて残念でならなかった。 そして2025年、東京デフリンピックには、手話をいかしてボランティアとして参加する予定だった。しかしフットサルの優勝監督山本典城氏がサッカー代表監督も兼ねることになり、フットサルに専念していた選手たちも合流、サッカーでも優勝を狙えるようになったチームを目の当たりにして、やはり「今度こそは撮り逃すわけにはいかない」と意を決し、初参戦のデフハンドボールチームを20年前のサッカーチームに重ね合わせて『デフリンピック・ストーリーズ』の完成へとひた走った」
『デフリンピック・ストーリーズ』
2026年11月14日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
(2026年/日本/124分/カラー/全ての回、日本語字幕付きで上映)
【スタッフ】
監督・編集:中村和彦
プロデューサー:森内康博、中村和彦
撮影:沖野康章、金子元気、島村凛、中村和彦、森内康博、山城浩平
整音:藤口諒太
音楽:森内清敬
後援:公益財団法人日本サッカー協会、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟、一般社団法人日本ろう者サッカー協会、公益財団法人日本ハンドボール協会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
製作・配給:らくだスタジオ
コピーライト:©デフリンピック・ストーリーズ製作委員会
公式サイト:https://deaflympicsstories2026.com
公式X:@d_s_2026
公式Instagram:@deaflympicsstories2026
公式Facebook:deaflympicsstories2026













