『わたしの物語』<障がい者差別(エイブリズム)>が蔓延する世界で、自分を肯定するために映した4年間の旅路
あらすじ
極めて稀な障がいを持つイギリスの女性映画監督エラ・グレンディニングが、自分らしい生き方を模索する4年間の旅路を記録したセルフ・ドキュメンタリー。股関節がなく、太腿骨が短い20代のイギリス人映画監督エラ・グレンディニング。“障がい”を意識せず伸び伸びと育てられたが、自分だけが異質であるという感覚が拭えずにいた。障がい者差別が根強く残る社会で、自分を肯定するためには何が必要か?その答えを求めるため、エラはSNSに「わたしと同じような脚の人っている?」と書き込み、自分と同じ障がいがある人を探すことにした。そんな中で起きた撮影中の予期せぬ妊娠、出産、子育てやシングルマザーの母への素直な問いかけなど、エラが経験する様々な出来事やSNSを通じて出会った障がいの仲間たちを通して、エラは新しい世界と自分を知り始める。“わたしのからだ”は治療しなければならないのか。エラが自分を肯定するために出した答えとは…。
作品概要
原題:Is There Anybody Out There?
監督・出演:エラ・グレンディニング
製作:ナターシャ・ダック/ニッキ・パロット/リサ・マリー・ルッソ/マーク・トーマス
2023年/イギリス/カラー/87分/ドキュメンタリー
日本版字幕:杉山 緑
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