『山里は持続可能な世界だった』戦後の村人たちから知る、豊な未来を築くための知恵

あらすじ

高度経済成長期以前の農山村の暮らしを記録した膨大な数の白黒写真を手がかりに、当時を生きた人々と当時の生業の継承者たちを取材したドキュメンタリー。

埼玉県・秩父の山里を舞台に、山とともに生きる人たちの暮らしを丹念に描いた本作は、「過疎化が進む山里は本当に貧しく、寂しい所なのか」という問いかけから始まる。スギからの林業のほか、薪を切り出したり、炭を焼いたりして人々が暮らしていた高度経済成長期の様子の写真を手がかりに、青少年時代を秩父の山里で過ごした住民に当時が振り返る。そして、生業を継承した若い世代が山里の環境を守る知恵を受け継ぎながら、今も山とともに生きていることを、豊富な映像や証言を通じて描く。監督は、農業や林業をテーマに山里に暮らす人々を描いた『若者は山里をめざす』を手がけた原村政樹が務め、ナレーションを俳優の的場浩司が担当する。

作品概要

語り:的場浩司

監督:原村政樹
プロデューサー:鈴木(神出)敏夫
撮影:原村政樹
映像技術:大目象一
整音:丸山晃
編集:原村政樹
ポスプロデスク:原田修
音楽:鈴木光男

公式サイト:https://yamazato-cinema.jp/

2024年9月6日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町にて2週間ロードショー
他、川越スカラ座など、順次公開予定

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