『フード・インク ポスト・コロナ』アメリカの食品業界の闇に迫るドキュメンタリー
作品紹介
新型コロナウイルスの世界的流行後に浮き彫りになったアメリカのフード・システムの脆弱性を暴き出すドキュメンタリー。アメリカのフード・システムに鋭く切り込み、第82回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた2009年製作の映画『フード・インク』の続編となる本作は、パンデミック後に巨大食品企業の市場独占がさらに進み、個人農業の衰退と貧富の格差が大きく広がった実態や”超加工食品”による健康被害や子どもの糖尿病の増加、さらには巨大企業による奴隷のような移民労働者の搾取など、さまざまな社会的問題を「食」の観点から浮き彫りにしていく。その一方で、解決策を求めて持続可能な未来を作り出そうと奮闘する農家や活動家、政治家たちの前向きな姿も映し出される。自分の食が自身を変える。私たちが学ぶべき食の知識や、明日を生きるヒントが満載の情報エンターテインメントとなっている。前作に続いて、ジャーナリストのマイケル・ポーラン、エリック・シュローサーらが出演。
作品概要
2024年12月6日(金)より全国順次公開
出演:マイケル・ポーラン、ゲラルド・レイエス・チャベス、エリック・シュローサー、トニー・トンプソン、サラ・ロイド、ジョン・テスター、コリー・ブッカー、ドナルド・トランプ(アーカイブ)
製作・監督:ロバート・ケナー、メリッサ・ロブレド
音楽プロデューサー:ブルース・ローレン、マリー・ミカス
音楽:マーク・アドラー
編集:レオナルド・ファインスタイン、ライアン・ロフラー
撮影:ジェイ・レドモンド
共同製作:リズ・シア
提供:パーティシパント&リバーロード
2023年/アメリカ/94分/1.85:1/英語/原題:FOOD,INC.2/カラー/5.1ch
字幕:福原龍一
配給:アンプラグド
公式サイト:https://unpfilm.com/foodinc2/